「研究・リーディングDX事業」カテゴリーアーカイブ

花の虹タイム 3年歴史探検隊

 花の虹タイム(地域学習)において、3年生が学校の歴史について探究しています。9月17日(火)は、本校卒業生19名に3年生が小学生時代のことをインタビューしました。

 3年生は、インタビューの様子をメモ書きしていますが、後から見返すことができるよう動画に録画しています。卒業生も昔の資料をタブレットにまとめ、視覚的に情報を提供してくれました。

 卒業生の昔のアルバムや写真に、子どもたちは、興味津々です。

 遊びの様子を図解説明してくれ、陣取りゲームの面白さを知りました。

 卒業生とふれあうこと自体が、子どもたちにとっては、ゆったりとした癒しの良い時間でした。一人一人が尊重され、楽しい温かな時間です。

 卒業生の日詰小の自慢は、子どもたちがみんな仲がよく、ケンカする子がいなかったことだと聞いた3年生は、「私たちの日詰小の自慢はあいさつです。」と堂々とこたえていました。

 3年生の感想は、「昔は、林間学校の他にもみんなで学校に泊まり楽しかったそうだ。私たちもそういう行事をやってみたいと思う。」「今日は、ドキドキしながらインタビューしたので、もう一回、インタビューをしたい。そしたら、もっと深く質問できるような気がする。」など、次へとつながるものでした。これから、学校の歴史をまとめ、他者に日詰小の魅力を発信していきます。

 インタビューに答えてくださった卒業生のみなさんには、3年生が「太陽の子」をイメージして作った缶バッジをプレゼントしました。卒業生のみなさん、ありがとうございます。また、インタビューしたいと3年生が企画した時には、よろしくお願いいたします。

LDX 作品展も様変わり

 夏休み中の作品は、工作や手芸、自由研究と力作ぞろいでした。お互いの作品を見合い、関心をもち、自分もやってみたいなという思いをもったようです。

 そして、時代と共にタブレットを使い、ワードやパワーポイントで自由研究をまとめる児童も増えてきました。ネットで調べる力もついています。しかし、この夏休みは、ネットと書籍と両方で調べ、確認している児童が増えました。

LDX 音読がレベルアップ

 1年2組のICTを活用した音読の挑戦を紹介します。まずは、いつもの音読です。姿勢よく、大きな声で読んでいます。

 今日のミッションは、いつもとちょっと違います。「さつえい」というミッションが2回あります。

 友達の音読の様子はよく分かりますが、自分の音読がどうなのか、実はよくわかりません。そこで、友だちと音読の様子をロイロノートのカメラ機能を使って撮影し合いました。

 カメラにきちんと映るには、「顔が見えるように本を持たなくては」「相手の方をきちんと向いて」とか、様々な気づきのもと撮影し合っています。

 その後、自分の動画の様子を見て、もっとよくなる方法を考えます。子どもたちは、他の友だちの音読の声に負けないよう、「もっと大きな声で」「もっとはっきりと」と改善点がはっきりしたようです。2回目の「さいえい」では、どの子も音読がレベルアップし、お見事でした。ロイロノートの使い方も覚え、「つかう」にいれなくちゃとか自分から操作していました。

2学期に新たな決意

 8月26日(月)2学期の始業式、転入生紹介、表彰式がありました。始業式では、夏休み中の先生方の挑戦結果やシャイニィメイツ、タグラグビーの挑戦に自然と大きな拍手がわきました。温かな気持ちでのスタートです。

 2学期に挑戦してほしいこととして、各学年の地域学習「花の虹タイム」の紹介がありました。新しい学習にわくわくドキドキです。

 「花の虹タイム」では、太陽の子のみんなと先生方、保護者、地域の人々みんなで楽しくわくわくする学校をつくっていきます。

 本校に2年生まで在籍していた小野寺萌恵さんがパリパラリンピックに出場します。小野寺萌恵さんの挑戦に全校で応援していくことを決めました。

 児童代表は、2学期に陸上記録会で日詰小を盛り上げていくことと、学習発表会で仲間と協力して最高のものをつくり上げること、後期の児童会長になることに挑戦したいと決意を発表しました。また、全校のみんなも新しいことに挑戦しようと呼びかけました。

 表彰式では、第62回岩手県吹奏楽コンクール銀賞:シャイニィメイツ、八幡平カップタグラグビー大会チャンピオンリーグ、優勝:日詰サンライズ、3位:日詰ファイターズ、フレンドリーグ優勝:日詰ダイナマイト、準優勝:日詰スターズの表彰がありました。

 各学級では、夏休み中の挑戦や楽しかったことの発表や自由研究・作品の紹介がありました。友だちの話に興味津々で質問や感想がたくさんだされました。

 友達の作品に集まり見ています。

5年2組では、ICTを活用し、作品・研究の発表の説明したい箇所を大画面に映し、説明したり、実演や細かなところを映したりして、みんなで確認することができました。ICT活用に関して、教職員から、友だちの作品や発表に対する伝えたいことをロイロノートを使い、もっと伝え合えればよかったという反省がだされました。ICT活用について教職員も研究中です。

  力作がたくさん集まり、夏休みの楽しい挑戦の様子がわかります。2学期は、一人一人が自分の目標をたて挑戦していきます。応援をよろしくお願いいたします。

不審者対応訓練

 7月19日(金) 不審者対応訓練を実施しました。不審者を校内に入れないため、子どもたちの命を守るための訓練です。

 「太陽の子集会を昇降口で行います」という放送により、不審者が入ったこと、不審者は、昇降口にいることを理解しました。そして、各学級、教室、窓、ドアなどに鍵をかけ、カーテンを閉め、電気を消し、人の気配を消しました。そして、静かに待機しました。

 不審者の様子を「110番映像通報システム」により通報します。とにかく、校舎内に不審者が入らないよう、動き回らないようそれぞれの職員が防御します。各学級や職員は、スマホを利用して、児童の所在などを連絡を取り合い、情報を共有します。

 初めて不審者対応訓練を体験した1年生は、「大きな声が聞こえて、どこからか入ってくるのではないかとドキドキした。先生に言われたように、しゃべらないで静かにした。」と感想を話しました。4年生は、「もし先生がいない時に不審者が来たらどうしよう。」「普段から、不審者に対応する生活をする必要がある。」「校庭で遊んでいる場合の不審者対応訓練も必要なのではないか。」などと考えました。6年生は、反省点を3つ挙げました。「①ドアのガラスの目隠しをするのに時間がかかったので、新聞紙とか大きい物を常に置いておき、パッと目隠しができるようにする。」「②教室のどこに隠れることが一番安全なのか話し合ったが分からなかった。」「③扇風機を止めることを忘れてしまったので、音や風の動きでここに人がいることに気付かれてしまうのではないか。」 発達段階に応じて、それぞれが、命を守る方法を真剣に考えました。

日詰小桜の写真コンクール結果

 4月に開催していた「ひづめ小さくらの写真コンクール」の結果を報告します。児童は、自分の端末で撮った桜の写真の中で一番いいと思った作品をロイロ・ノートで送り、コンクールを開催しました。審査員は、教職員と来校者です。得点数の多い作品が入賞となりました。

 最優秀グランプリ賞 4年生。桜と校舎と子どもたち。絶妙なバランスです。学校要覧に使わせていただきます。

 グランプリ賞 2年生。桜と校舎(自慢の中央階段)と太陽。美しく輝いています。

 校長賞 5年生。桜と校舎とプールとのバランスがよく、美しいです。

 副校長賞 6年生。着眼点が素晴らしく、一人一人を大切にする心そのものです。

 ICT担当賞 4年生。青空にこんもりとした桜が素敵です。

 これ以降は、日詰さくら大賞の7作品です。日詰さくら大賞 2年生。桜が美しい。

 日詰さくら大賞 2年生。国旗・町旗・校旗もなびいています。

 日詰さくら大賞 4年。青空をいれ、アングルを工夫しています。

 日詰さくら大賞 4年。 桜と青空と校舎が美しいです。

 日詰さくら大賞 5年。本校の自慢「夢と虹の歩道橋」を取り込んだ工夫作品。

 日詰さくら大賞 5年。桜がこんもりとたわわで美しいかぎりです。

 日詰さくら大賞 6年。桜と校旗と自分の教室と青空。思い出にしたい作品です。コンクールに作品を応募してくれたみなさん、審査をしてくださったみなさん、ご協力ありがとうございました。

4年 算数科 授業研究会

7月3日(水) 4年生の算数科授業研究会がありました。

 同じ見方をした人、違う見方をした人をロイロ・ノートで色分けし、意見交流しました。

 ロイロ・ノート送信では、ノートに書いた計算を写真に撮って送る人、タッチペンで書き込んだものを送る人など、それぞれのやり方で取り組みました。

 説明を聞き合い、「詳しい説明でよく分かったよ」「なるほどね」などと感想を伝え合っていました。

花の虹タイム4年日野市との交流

 6月21日(金)紫波町の姉妹都市、東京都日野市の方々が学校を訪れました。日野市は、本校の校歌「日はのぼる」を作詞した巽聖歌が晩年を過ごした場所です。総合的な学習の時間に「紫波町の名誉町民」について学んだ4年生が交流しました。

 お出迎えの準備も子どもたちが心をこめて、着々と進めました。

 巽聖歌直筆の校歌(3番)の石碑と昨年度150周年記念に建立された標柱をご覧いただきました。

 巽聖歌 作詞の校歌「日はのぼる」を4年生が歌い、聞いていただきました。

 3ブースに分かれ、4年生が紫波町の名誉町民について、パワーポイントでプレゼンしたり、クイズを出したり、すごろくゲームをしたり、ペープサートで寸劇をしたりしました。

 日野市の訪問者の中には、巽聖歌に扮装した方もいらっしゃり、子どもたちの気持ちもわくわく盛り上がりました。

 校長は、その日、出張でいなかったため、翌週の月曜日、4年生の児童数名が校長室を訪れました。「日野市の方々が、みんな笑顔だったので交流できてよかったなと思いました。」「日野市の方と交流するチャンスをくださってありがとうございます。」「日野市の方と交流ができたのは、名誉町民のことをしっかり学んで誰かに伝えたいと思ったからです。学んでよかったなと思います。」確かな学びは、どんどん広がります。

6年生修学旅行

 6月20日(木)21日(金)は、6年生の修学旅行(松島・仙台)でした。修学旅行のスローガンは、「課題をもって見学し、さらに次のステージへ進もう!」です。実行委員会からは、「みんなの気持ちを考えて行動することが一番大事。気持ちの切り替えをしよう。」と提案されました。

 五大堂、話の聞き方マナーといて、距離をつめ、相手を見て、口を閉じ、しっかりと聞いていました。透かし橋や方位を示す干支の彫刻に興味津々でした。

 瑞巌寺では、伊達政宗の業績や人となりにふれ、見える景色にも昔をイメージし、タイムスリップ気分を味わいました。

 松島でお買い物タイム。家族や特設クラブなど、送り出してくれたみんなの顔を思い浮かべ、お土産を選んでいました。

 五大堂広場では、紫波町の魅力をチームにわかれてPRしました。QRコードの一覧表を見ると、各チームのプレゼンを見ることができます。大きな声でアピールしていました。

 東北歴史博物館では、東北の石器時代から昭和までの歴史を学びました。一番楽しかったところが「博物館」と答える児童も複数名おり、社会の学習とリンクし、興味深く学ぶことができました。

 東日本大震災時に被災した「震災遺構仙台市立荒浜小学校」で当時の様子や経験した人々の思い、これからの防災について学びました。卒業式用の紅白幕などで暖をとったという実物を見せていただきました。

 宿泊は、秋保グランドホテル。豪華な和洋室の部屋と豪華な夕食、温泉、そして、友だちとの語らいを楽しみました。

 2日目のスタートは、うみの杜水族館です。6月の金曜日ということもあり、1300人をこす混み具合でした。売店の人に圧倒されながらも、長い列に並び、目的の品物を購入しました。イルカショーでは、アシカ、イルカ、インコの技に大拍手をおくりました。

 青葉城広場で、紫波町のPR活動をしました。観光客に優しく語りかけ、聞いてくださる方に、自分のチームの紫波町の魅力を伝えることができました。興味をもってくださる方がとても多く、プレゼン資料をパワーポイントなどで子どもたちが作っていることに驚かれ、たくさんほめていただきました。「明日は、紫波町に行くわ」と話してくださる方もいらっしゃいました。

 素早い行動により、ベニーランド滞在時間が10分延長になりました。一人になっている人がいないように目配り心配りしながら、それぞれの好みのアトラクションを楽しんでいました。待ち合わせ時間にも遅刻せず、集合することができました。

 目的意識をもち、自分たちで考えて行動することができました。ちょっとのネガティブ発言や失敗をすぐにあらため、切り替え、ポジティブ発言にかえたり、行動を修正したりすることができました。それらは、失敗ではなく、成功の種になりました。上のステージに進むことができたのではないでしょうか。

児童朝会 生活委員会

 4月18日(火) 児童朝会にて生活委員会から提案がありました。

 学校生活に関する4つの〇✖クイズが出題され、子どもたちは、自分が正解と思う方に移動しました。

 「ろうかを走るとぶつかって、けがをするおそれがあるので、歩きましょう。」と提案がありました。

 「人に会ったら、元気よく自分からあいさつしましょう。」と提案がありました。

 「図書館では、しずかに本をよみましょう。」と提案がありました。

 これは、〇✖の答えがわかれました。「スライディンすると、ゆかのとげがささるのでやめましょう。」と提案がありました。

 生活委員会の子どもたちが企画し、〇✖クイズをみんなで考え、パワーポイントでプレゼン制作をしました。一つ一つのクイズには、寸劇もあり、低学年もクイズの内容がよくわかる構成になっていました。自分たちで考え、行動する素晴らしい提案でした。