小中一貫:一中生の陸上指導

 9月10日(火) 紫波第一中学校陸上部の生徒さんが陸上記録会の練習に参加し、指導してくれました。

 長距離では、紫波一中生がペースメーカーを務め、走るスピードを体感させてくれました。さすが中学生、とても速いです。

 高跳びでは、児童が跳んだ後、的確なアドバイスをしてくれました。

 ジャベリックボール投げでは、中学生の飛距離に大拍手がわきました。イメージトレーニングができました。

 紫波一中陸上部のみなさん、大切な時間を指導にさいてくださり、ありがとうございます。教わったことを忘れず、練習に励んでいきます。

5年 防災学習

 9月9日(月)、役場の防災士 石川さんから防災についてのレクチャーを受けました。以前、石川さんが海上自衛隊に所属していた時の被災地支援の様子や、紫波町の大洪水の時の学区の写真、東日本大震災時の紫波町ユニバースやマックスバリューの食糧を求める人の写真などを見ました。自分の身近な場所での大変な出来事に子どもたちは、悲鳴に近い声をあげ、災害について自分事として捉えました。

 防災食の五目ごはん、チキンライス、パンを見て、「災害の時だけでなく、事前に食べてみようとおうちの人にお願いする。」など、早速、今、自分がどのように動くか決めていました。

 5年生は、これから防災:SDGs「気候変動に具体的対策を」の学習を進めていきます。今年度は、紫波総合高等学校とコラボして、火起こし体験、炊き出し体験をする予定です。その後、5年生が主体となり、保護者や地域の方と一緒に炊き出し体験をします。ここで、学んだことを地域の方々に発信できたら素敵です。5年生の挑戦が始まります。

日詰まつり

 9月6・7・8日は、日詰まつりでした。本校の児童もたくさん参加しました。地域の行事に参加し、地域の方々の思いを肌で感じ、凛とした姿や温かさにふれるこの機会は何事にも代え難い素晴らしい経験です。2週間前からの夜遅くまでの練習、3日間の祭りへの参加、暑い中、大変だったと思います。よくやり通しました。支えてくださった地域の皆様、保護者の皆様、ありがとうございます。

 日詰まつりには、日詰小教職員も参加させていただきました。子どもたちと一緒に地域の行事に参加し、祭りの荘厳さと高揚感を共に味わうことができました。お祭りの関係者のみなさま、ありがとうございます。

地震・火災想定避難訓練

 9月4日(水)、地震発生後、火災が起きた場合を想定し、休み時間に避難訓練を実施しました。放送設備の不備から放送がよく聞こえない状況ではありましたが、高学年が低学年に呼びかけ、それぞれの場で適切な避難ができました。

 前回の避難訓練時に外階段から避難したところ、外経路が悪路で児童が一列になり、ゆっくりと歩き、後方に待ち時間が発生しました。そこで、マンホールやタイルが突起して凸凹だった悪路を修繕しました。それにより、前回よりも避難タイムが2分縮まりました。

 避難訓練後、3・4年生は、消火器による消火の仕方を学びました。そして、その後、3年生は煙体験をしました。煙体験をした3年生は、「思った以上に何も見えなかった。煙の中では話してはいけないので、友だちと手をつないで一緒に逃げるようにしたらよかったかなと思った。」「今日は、白い煙で無害だったけど、実際は黒い煙で息が吸えなくなるし、もっと見えなくなる。怖い。火事にならないようにする。」「火遊びは絶対にしない。」「家の人がいない時は、火を使わないようにしようと思う。」と自分の行動の仕方を考えました。

4年生の挑戦

 1学期、4年生は紫波町の名誉町民について調べました。その頃、紫波町の姉妹都市 日野市の方々が来校し、自分たちが調べたことをパワーポイントや、クイズ、すごろくなどで発表しました。その手応えから、「もっと、いろんな人に紫波町の名誉町民の素晴らしさを知ってほしい。」と強く願いました。そこで、自主的に校長に相談し、紫波新聞の方に会い、思いを伝え、紫波新聞での掲載が決定しました。なんと、紫波町の名誉町民7名分の連載になります。まずは、野村胡堂から。

 野村胡堂の意思が未来へとつながっていることを感じた4年生は、野村学芸財団から奨学金を受け取った杉本さんにインタビューをしました。その話を聞き、奨学金を受け取った方々、その方々の思いを聞いた4年生へと、野村胡堂の意思が引き継がれていくのを感じ、「野村胡堂から未来へのバトン:人とのつながり」とタイトルをつけました。

命を守る冷たい水

 30℃をこえる日が当たり前になってきた今日この頃、学校では熱中対策について児童と話し合い、命を守る方法を自分で選択し、行動できることを目指しています。そんな中、水筒の水がなくなった時のために冷たい水を作ってくれる自主グループができました。

 まずは、石鹸で手や手首をよく洗います。衛生面にも気を付けて行っています。

 大きな氷と冷たい水をジャグに入れます。

 「命を守るつめたい水」はとても好評で、1日のうちに何度かつぎ足します。利用する子どもたちのマナーも素晴らしく、こぼれたらきちんと拭いています。「命を守るつめたい水」をつくるために朝早く登校し、みんなのために働いている自主グループのみなさん、ありがとうございます。感謝です。

LDX 作品展も様変わり

 夏休み中の作品は、工作や手芸、自由研究と力作ぞろいでした。お互いの作品を見合い、関心をもち、自分もやってみたいなという思いをもったようです。

 そして、時代と共にタブレットを使い、ワードやパワーポイントで自由研究をまとめる児童も増えてきました。ネットで調べる力もついています。しかし、この夏休みは、ネットと書籍と両方で調べ、確認している児童が増えました。

LDX 音読がレベルアップ

 1年2組のICTを活用した音読の挑戦を紹介します。まずは、いつもの音読です。姿勢よく、大きな声で読んでいます。

 今日のミッションは、いつもとちょっと違います。「さつえい」というミッションが2回あります。

 友達の音読の様子はよく分かりますが、自分の音読がどうなのか、実はよくわかりません。そこで、友だちと音読の様子をロイロノートのカメラ機能を使って撮影し合いました。

 カメラにきちんと映るには、「顔が見えるように本を持たなくては」「相手の方をきちんと向いて」とか、様々な気づきのもと撮影し合っています。

 その後、自分の動画の様子を見て、もっとよくなる方法を考えます。子どもたちは、他の友だちの音読の声に負けないよう、「もっと大きな声で」「もっとはっきりと」と改善点がはっきりしたようです。2回目の「さいえい」では、どの子も音読がレベルアップし、お見事でした。ロイロノートの使い方も覚え、「つかう」にいれなくちゃとか自分から操作していました。

2学期に新たな決意

 8月26日(月)2学期の始業式、転入生紹介、表彰式がありました。始業式では、夏休み中の先生方の挑戦結果やシャイニィメイツ、タグラグビーの挑戦に自然と大きな拍手がわきました。温かな気持ちでのスタートです。

 2学期に挑戦してほしいこととして、各学年の地域学習「花の虹タイム」の紹介がありました。新しい学習にわくわくドキドキです。

 「花の虹タイム」では、太陽の子のみんなと先生方、保護者、地域の人々みんなで楽しくわくわくする学校をつくっていきます。

 本校に2年生まで在籍していた小野寺萌恵さんがパリパラリンピックに出場します。小野寺萌恵さんの挑戦に全校で応援していくことを決めました。

 児童代表は、2学期に陸上記録会で日詰小を盛り上げていくことと、学習発表会で仲間と協力して最高のものをつくり上げること、後期の児童会長になることに挑戦したいと決意を発表しました。また、全校のみんなも新しいことに挑戦しようと呼びかけました。

 表彰式では、第62回岩手県吹奏楽コンクール銀賞:シャイニィメイツ、八幡平カップタグラグビー大会チャンピオンリーグ、優勝:日詰サンライズ、3位:日詰ファイターズ、フレンドリーグ優勝:日詰ダイナマイト、準優勝:日詰スターズの表彰がありました。

 各学級では、夏休み中の挑戦や楽しかったことの発表や自由研究・作品の紹介がありました。友だちの話に興味津々で質問や感想がたくさんだされました。

 友達の作品に集まり見ています。

5年2組では、ICTを活用し、作品・研究の発表の説明したい箇所を大画面に映し、説明したり、実演や細かなところを映したりして、みんなで確認することができました。ICT活用に関して、教職員から、友だちの作品や発表に対する伝えたいことをロイロノートを使い、もっと伝え合えればよかったという反省がだされました。ICT活用について教職員も研究中です。

  力作がたくさん集まり、夏休みの楽しい挑戦の様子がわかります。2学期は、一人一人が自分の目標をたて挑戦していきます。応援をよろしくお願いいたします。