1月29日(水) 札幌国際大学の朝倉一民教授が本校のICT活用の様子を参観にいらっしゃいました。4年1組と6年1組の授業を参観され、子どもたちへのメッセージをいただきました。大学教授からの励ましに子どもたちも教職員も勇気をいただきました。ありがとうございます。



1月29日(水) 札幌国際大学の朝倉一民教授が本校のICT活用の様子を参観にいらっしゃいました。4年1組と6年1組の授業を参観され、子どもたちへのメッセージをいただきました。大学教授からの励ましに子どもたちも教職員も勇気をいただきました。ありがとうございます。
11月28日(木)、1年生と5年生の授業研究会を行いました。
1年生は、花の虹タイム「もうすぐ2年生」という生活科の単元で、地元のこども園の新1年生を招待して、交流会をするための企画をしました。
これまでの時間に、どんな交流をすればいいか、Y字チャートやピラミッドツールを活用し、自分自身の考えをまとめたり、友だちと話し合ったりしてきました。
本時は、新1年生の「知りたいこと」「遊びたいこと」の思いを知り、相手意識をもち、交流会のメニューを考えました。
「年長さんは、作ることが好きだから工作がいいんじゃない。」「これは、年長さんにはまだ早いよね。」「これは、難しすぎるよ。」など相手意識をもち、何がいいかを話し合いました。今までと違う考えが浮かんだ時には、カードシートの色を変えて記入します。
フリック入力、ローマ字入力など自分の得意な方法で入力しています。交流メニューにふさわしくないものは、ピラミッドの枠外に出します。自分が4月の頃を思い浮かべたり、これまでの自分たちの学習を生かせる方法を考えたり、関連付けながら考えていました。
以前に図工で学習した「ふわふわゴー」だとあっという間に作ることができてみんなで楽しく遊べる、「おおかみさんいまなんじ?」だと、時計の学習にもなっていい、などとみんなの意見がまとまっていきました。
5年生は、これまで学習してきた花の虹タイム「いきる・かかわる・そなえる」の防災学習を全校の児童に伝えるための学習をしました。今まで学んできたことの中から何を全校児童に伝えたいか、それは、どのような方法で伝えるかを話し合いました。
最初は、「地震が起きた時どうすればいいか」を伝えようとしていたグループが、話し合ううちに、「自分たちが本当に伝えたいことはそうじゃない」「地震や災害が起きた時にSNSなどでは、デマや詐欺が流れるから、そういうことに気を付けてということだ」とまとまり、「災害時に正しい情報を得るために」と伝えたいことを変更し、どうすればいいかを劇で伝えることにしました。
最初は、〇×クイズを考えていた班も 「災害時は、スポーツドリンクをライトに照らすと、明るくなるから備蓄品としてスポーツドリンクもいいと教えたい」「ガス、水道、電気が止まった場合、とにかく水が貴重品となり、ストックが必要だと伝えたい」など、今まで学んだことから、全校児童に伝えたい思いが深まっていきました。
11月21日(木) こども園や保育園の先生方との交流会がありました。先生方には、1年生の花の虹タイム「もうすぐ2年生」という単元を参観いただきました。新1年生を招待する企画にあたって、新1年生の立場になり、相手意識をもち、話し合うところがポイントです。
新1年生が知りたいことや遊びたいことの情報をもとに、楽しい交流ができるように活動メニューについて考えました。ピラミッドのシンキングツールを使い、一番よいと思う交流メニューを一番上に配置しました。なぜ、1番にしたか、理由もつけて説明しました。
ちょっと前までは、幼児だったのに、タブレットを使いこなし、新しい考えはメモの色を変えていたり、文字入力をしたりする様子に先生方は驚いていました。新1年生のことを考えた楽しい交流は、12月17日に実施されます。
11月1日(金) 全校児童によるタイピング検定がありました。それぞれの学年の発達段階に応じて、入力方法や目標字数が決められています。子どもたちは、1分間、ドキドキしながらも集中して取り組みました。
10月3日(木)ことばの教室の授業研究会が行われました。「子ども主体の授業」「考えるための技法の活用」「ICTの効果的な活用」の3本柱で授業を研究しました。
口腔内の機能トレーニングでは、タブレットを活用し、目標の速さに適した曲を選択し、リズムに合わせて楽しく行います。
ロイロ・ノートでとりためてきた課題音に対する以前の自己評価の表現(言語表現)や発音の仕方を確認します。
録画の口の部分を拡大し、じっくりと見ます。
今日の発音の仕方は、どうか、動画を見ながら、聞きながら自己評価します。以前の発音の様子と比べることで、客観的に、自分が上達していること、発音が改善されていることを実感としてとらえることができました。
タブレットで焦点化して映像を確認することにより、どこの何を見ればよいのか、何を聞けばよいのかが、はっきりと分かり、集中が持続しました。
9月26日(木) 3年生が花の虹タイム(地域学習)「日詰小の歴史探検隊ーひみつ大発見ー」の学習をしました。地域学習として、3年生は、日詰小学校の歴史、4年生は、紫波町名誉町民、5年生は、日詰の歴史、6年生は、紫波町の歴史を縦軸で学んでいきます。
3年生は、9月17日(火)に日詰小学校卒業生19名のみなさんにインタビューをしました。その中でもっと深めたいな、もっと聞きたいなということは、電話、オンライン、来校などで追加インタビューしました。この日は、たくさんインタビューした中から、「昔のすごいな」ということではなく、「日詰小学校だけのすごいな」というものを整理しました。
インタビューグループで話し合い、ロイロノートを利用し「日詰小だけの歴史」「日詰小ならではの自慢」「そのどちらでもない」ものに仕分けしました。
この学習をしていくうちに、「日詰小学校っていい学校だな。自分の学校が好きだな。」という発言がありました。卒業生の話を聞き、学校への愛着が深まっています。
昔の素敵な活動を知り、「自分たちも地域の方々と一緒に何かしてみたい。」という思いや「卒業生が大切にしてきた学校を自分も大切にしたい。」という決意がうまれ、自分事として考え始めました。
各グループで、これぞと思う「日詰小だけの歴史」「日詰小ならでは自慢」を発表すると、聞いている児童は、「へえ」「うあ」「えーすごい」と感嘆しながらも、「今はできないよね。」「今は、中央階段の傘カビ生えているよね。」など、現在と比較するつぶやきが聞こえてきました。
日詰小を自慢と思っている卒業生の思いをインタビューし、その思いにどういう願いが込められているかを考え、その思いを受け継ぐために、「自分たちに何ができるか」を考え始めました。3年生が、これからどんなプロジェクトを企画し、全校、家族、地域に発信していくのか楽しみです。
もうひとつ素晴らしい話。6月に研究授業研究会をした4年生が、その時、授業を見てくださった田中先生が来校していることが分かり、校長室に訪ねてきました。「6月に授業を見ていただいた時には、紫波町名誉町民の功績がすごいと思っていましたが、その後、自分たちは、日野市の方々に紫波町名誉町民のことを伝え、喜んでいただき、もっと多くの人に知ってほしくなりました。そこで、紫波新聞にお願いし、紫波町名誉町民ここがすごいコーナーを連載することになりました。そして、私たちも功績だけではなく、それぞれの方の活躍が今にも続いているということを調べ、『未来へのバトン』と名付けました。新聞に掲載することで、私たちもバトンを渡していきたいと思います。」と、ノー原稿で田中先生にお伝えしました。自分発信で動くことができる児童が増えています。「アンテナ高く、自分に今何ができるかを考え、行動する」花丸です。
9月26日(木) 2年生が生活科の学習「みんなでつかうまちしせつ」の学習をしました。9月10日(火)に紫波中央駅から電車で盛岡駅に行き、アイーナの県立図書館で学習した時の学びを深めました。盛岡駅や県立図書館で見学した写真などをもとに、みんなで使う施設の工夫を考えました。
前時までのところで、だれのための工夫か、グループでシートを作成しました。「おばあちゃん」をクリックすると、おばあちゃんのために工夫している写真がでてくるようになっています。
グループのシートはグループ共有にしてあり、グループで分担し、「だれの」「なにが工夫か」を入力しました。
書き込みの仕方は、それぞれの好きな方法で、コメントで貼り付ける子、写真に丸印をつける子、写真に文字を書き込む子などそれぞれです。
入力の仕方もトグル入力、フリック入力、キーボード入力、ペンでの書き込みなど自由な方法で入力します。かな入力の子もローマ字入力の子もいます。
自分の見つけた工夫をグループ内で共有し、次はワールドカフェのように全体で発表し聞き合います。
同じ場所を秘密と選んでも、対象や理由が違い、様々な視点でとらえる楽しさ、広がりがありました。
みんながみつけた秘密を交流する中で、いろんなみんなが使いやすい工夫があることに気づきました。そして、その工夫は、「思いやり」であるという気付きに深まりました。今度は、紫波町図書館に見学に行きます。今回の学習を生かし、紫波町図書館の秘密を探したり、司書さんにたくさん質問ができるといいですね。
9月25日(水) 4年生に配属になっている教育実習生が研究授業に挑戦しました。国語の「漢字を正しく使おう」単元です。子ども主体の授業、子どもの思いや考えを引き出す授業について考え、子どもが主役となる授業を展開しました。子どもたちは生き生きと授業を楽しみ、大きな学びを得ました。
ICTを活用し、いろんな意味をもつ「はかる」を 意味によって文に振り分けました。
意味の違いは、子どもからのアイディアにより国語辞典を使って調べます。一人で取り組む子、友だちと一緒に考える子、答えを確認し合う子など、スタイルは様々です。様々な学び、子どもの在り方を受け入れ、子どもたちは伸び伸びと取り組んでいます。
練習問題は、教科書をスクリーンに拡大し、書き込み、答え合わせをします。
クラゲチャートで、「かいじょう」の意味の違う漢字を探します。
振り返りは、一人一人がロイロノートに記入し、提出しました。同じ読み仮名でも意味の違いにより漢字を使い分けることを学んだと書いている子が多かったです。教育実習生と子どもたちの一体感、共に学ぶ姿勢を感じる授業でした。
花の虹タイム(地域学習)において、3年生が学校の歴史について探究しています。9月17日(火)は、本校卒業生19名に3年生が小学生時代のことをインタビューしました。
3年生は、インタビューの様子をメモ書きしていますが、後から見返すことができるよう動画に録画しています。卒業生も昔の資料をタブレットにまとめ、視覚的に情報を提供してくれました。
卒業生の昔のアルバムや写真に、子どもたちは、興味津々です。
遊びの様子を図解説明してくれ、陣取りゲームの面白さを知りました。
卒業生とふれあうこと自体が、子どもたちにとっては、ゆったりとした癒しの良い時間でした。一人一人が尊重され、楽しい温かな時間です。
卒業生の日詰小の自慢は、子どもたちがみんな仲がよく、ケンカする子がいなかったことだと聞いた3年生は、「私たちの日詰小の自慢はあいさつです。」と堂々とこたえていました。
3年生の感想は、「昔は、林間学校の他にもみんなで学校に泊まり楽しかったそうだ。私たちもそういう行事をやってみたいと思う。」「今日は、ドキドキしながらインタビューしたので、もう一回、インタビューをしたい。そしたら、もっと深く質問できるような気がする。」など、次へとつながるものでした。これから、学校の歴史をまとめ、他者に日詰小の魅力を発信していきます。
インタビューに答えてくださった卒業生のみなさんには、3年生が「太陽の子」をイメージして作った缶バッジをプレゼントしました。卒業生のみなさん、ありがとうございます。また、インタビューしたいと3年生が企画した時には、よろしくお願いいたします。
夏休み中の作品は、工作や手芸、自由研究と力作ぞろいでした。お互いの作品を見合い、関心をもち、自分もやってみたいなという思いをもったようです。
そして、時代と共にタブレットを使い、ワードやパワーポイントで自由研究をまとめる児童も増えてきました。ネットで調べる力もついています。しかし、この夏休みは、ネットと書籍と両方で調べ、確認している児童が増えました。