「研究・リーディングDX事業」カテゴリーアーカイブ

LDX ことばの教室

 10月3日(木)ことばの教室の授業研究会が行われました。「子ども主体の授業」「考えるための技法の活用」「ICTの効果的な活用」の3本柱で授業を研究しました。

 口腔内の機能トレーニングでは、タブレットを活用し、目標の速さに適した曲を選択し、リズムに合わせて楽しく行います。

 ロイロ・ノートでとりためてきた課題音に対する以前の自己評価の表現(言語表現)や発音の仕方を確認します。

 録画の口の部分を拡大し、じっくりと見ます。

 今日の発音の仕方は、どうか、動画を見ながら、聞きながら自己評価します。以前の発音の様子と比べることで、客観的に、自分が上達していること、発音が改善されていることを実感としてとらえることができました。

 タブレットで焦点化して映像を確認することにより、どこの何を見ればよいのか、何を聞けばよいのかが、はっきりと分かり、集中が持続しました。

花の虹タイム3年歴史探検隊

 9月26日(木) 3年生が花の虹タイム(地域学習)「日詰小の歴史探検隊ーひみつ大発見ー」の学習をしました。地域学習として、3年生は、日詰小学校の歴史、4年生は、紫波町名誉町民、5年生は、日詰の歴史、6年生は、紫波町の歴史を縦軸で学んでいきます。

 3年生は、9月17日(火)に日詰小学校卒業生19名のみなさんにインタビューをしました。その中でもっと深めたいな、もっと聞きたいなということは、電話、オンライン、来校などで追加インタビューしました。この日は、たくさんインタビューした中から、「昔のすごいな」ということではなく、「日詰小学校だけのすごいな」というものを整理しました。

 インタビューグループで話し合い、ロイロノートを利用し「日詰小だけの歴史」「日詰小ならではの自慢」「そのどちらでもない」ものに仕分けしました。

 この学習をしていくうちに、「日詰小学校っていい学校だな。自分の学校が好きだな。」という発言がありました。卒業生の話を聞き、学校への愛着が深まっています。

 昔の素敵な活動を知り、「自分たちも地域の方々と一緒に何かしてみたい。」という思いや「卒業生が大切にしてきた学校を自分も大切にしたい。」という決意がうまれ、自分事として考え始めました。

 各グループで、これぞと思う「日詰小だけの歴史」「日詰小ならでは自慢」を発表すると、聞いている児童は、「へえ」「うあ」「えーすごい」と感嘆しながらも、「今はできないよね。」「今は、中央階段の傘カビ生えているよね。」など、現在と比較するつぶやきが聞こえてきました。

 日詰小を自慢と思っている卒業生の思いをインタビューし、その思いにどういう願いが込められているかを考え、その思いを受け継ぐために、「自分たちに何ができるか」を考え始めました。3年生が、これからどんなプロジェクトを企画し、全校、家族、地域に発信していくのか楽しみです。

 もうひとつ素晴らしい話。6月に研究授業研究会をした4年生が、その時、授業を見てくださった田中先生が来校していることが分かり、校長室に訪ねてきました。「6月に授業を見ていただいた時には、紫波町名誉町民の功績がすごいと思っていましたが、その後、自分たちは、日野市の方々に紫波町名誉町民のことを伝え、喜んでいただき、もっと多くの人に知ってほしくなりました。そこで、紫波新聞にお願いし、紫波町名誉町民ここがすごいコーナーを連載することになりました。そして、私たちも功績だけではなく、それぞれの方の活躍が今にも続いているということを調べ、『未来へのバトン』と名付けました。新聞に掲載することで、私たちもバトンを渡していきたいと思います。」と、ノー原稿で田中先生にお伝えしました。自分発信で動くことができる児童が増えています。「アンテナ高く、自分に今何ができるかを考え、行動する」花丸です。

2年みんなでつかうまちしせつ

9月26日(木) 2年生が生活科の学習「みんなでつかうまちしせつ」の学習をしました。9月10日(火)に紫波中央駅から電車で盛岡駅に行き、アイーナの県立図書館で学習した時の学びを深めました。盛岡駅や県立図書館で見学した写真などをもとに、みんなで使う施設の工夫を考えました。

 前時までのところで、だれのための工夫か、グループでシートを作成しました。「おばあちゃん」をクリックすると、おばあちゃんのために工夫している写真がでてくるようになっています。

 グループのシートはグループ共有にしてあり、グループで分担し、「だれの」「なにが工夫か」を入力しました。

 書き込みの仕方は、それぞれの好きな方法で、コメントで貼り付ける子、写真に丸印をつける子、写真に文字を書き込む子などそれぞれです。

 入力の仕方もトグル入力、フリック入力、キーボード入力、ペンでの書き込みなど自由な方法で入力します。かな入力の子もローマ字入力の子もいます。

 自分の見つけた工夫をグループ内で共有し、次はワールドカフェのように全体で発表し聞き合います。

 同じ場所を秘密と選んでも、対象や理由が違い、様々な視点でとらえる楽しさ、広がりがありました。

 みんながみつけた秘密を交流する中で、いろんなみんなが使いやすい工夫があることに気づきました。そして、その工夫は、「思いやり」であるという気付きに深まりました。今度は、紫波町図書館に見学に行きます。今回の学習を生かし、紫波町図書館の秘密を探したり、司書さんにたくさん質問ができるといいですね。

LDX 教育実習生の挑戦

 9月25日(水) 4年生に配属になっている教育実習生が研究授業に挑戦しました。国語の「漢字を正しく使おう」単元です。子ども主体の授業、子どもの思いや考えを引き出す授業について考え、子どもが主役となる授業を展開しました。子どもたちは生き生きと授業を楽しみ、大きな学びを得ました。

 ICTを活用し、いろんな意味をもつ「はかる」を 意味によって文に振り分けました。

 意味の違いは、子どもからのアイディアにより国語辞典を使って調べます。一人で取り組む子、友だちと一緒に考える子、答えを確認し合う子など、スタイルは様々です。様々な学び、子どもの在り方を受け入れ、子どもたちは伸び伸びと取り組んでいます。

 練習問題は、教科書をスクリーンに拡大し、書き込み、答え合わせをします。

 クラゲチャートで、「かいじょう」の意味の違う漢字を探します。

 振り返りは、一人一人がロイロノートに記入し、提出しました。同じ読み仮名でも意味の違いにより漢字を使い分けることを学んだと書いている子が多かったです。教育実習生と子どもたちの一体感、共に学ぶ姿勢を感じる授業でした。

花の虹タイム 3年歴史探検隊

 花の虹タイム(地域学習)において、3年生が学校の歴史について探究しています。9月17日(火)は、本校卒業生19名に3年生が小学生時代のことをインタビューしました。

 3年生は、インタビューの様子をメモ書きしていますが、後から見返すことができるよう動画に録画しています。卒業生も昔の資料をタブレットにまとめ、視覚的に情報を提供してくれました。

 卒業生の昔のアルバムや写真に、子どもたちは、興味津々です。

 遊びの様子を図解説明してくれ、陣取りゲームの面白さを知りました。

 卒業生とふれあうこと自体が、子どもたちにとっては、ゆったりとした癒しの良い時間でした。一人一人が尊重され、楽しい温かな時間です。

 卒業生の日詰小の自慢は、子どもたちがみんな仲がよく、ケンカする子がいなかったことだと聞いた3年生は、「私たちの日詰小の自慢はあいさつです。」と堂々とこたえていました。

 3年生の感想は、「昔は、林間学校の他にもみんなで学校に泊まり楽しかったそうだ。私たちもそういう行事をやってみたいと思う。」「今日は、ドキドキしながらインタビューしたので、もう一回、インタビューをしたい。そしたら、もっと深く質問できるような気がする。」など、次へとつながるものでした。これから、学校の歴史をまとめ、他者に日詰小の魅力を発信していきます。

 インタビューに答えてくださった卒業生のみなさんには、3年生が「太陽の子」をイメージして作った缶バッジをプレゼントしました。卒業生のみなさん、ありがとうございます。また、インタビューしたいと3年生が企画した時には、よろしくお願いいたします。

LDX 作品展も様変わり

 夏休み中の作品は、工作や手芸、自由研究と力作ぞろいでした。お互いの作品を見合い、関心をもち、自分もやってみたいなという思いをもったようです。

 そして、時代と共にタブレットを使い、ワードやパワーポイントで自由研究をまとめる児童も増えてきました。ネットで調べる力もついています。しかし、この夏休みは、ネットと書籍と両方で調べ、確認している児童が増えました。

LDX 音読がレベルアップ

 1年2組のICTを活用した音読の挑戦を紹介します。まずは、いつもの音読です。姿勢よく、大きな声で読んでいます。

 今日のミッションは、いつもとちょっと違います。「さつえい」というミッションが2回あります。

 友達の音読の様子はよく分かりますが、自分の音読がどうなのか、実はよくわかりません。そこで、友だちと音読の様子をロイロノートのカメラ機能を使って撮影し合いました。

 カメラにきちんと映るには、「顔が見えるように本を持たなくては」「相手の方をきちんと向いて」とか、様々な気づきのもと撮影し合っています。

 その後、自分の動画の様子を見て、もっとよくなる方法を考えます。子どもたちは、他の友だちの音読の声に負けないよう、「もっと大きな声で」「もっとはっきりと」と改善点がはっきりしたようです。2回目の「さいえい」では、どの子も音読がレベルアップし、お見事でした。ロイロノートの使い方も覚え、「つかう」にいれなくちゃとか自分から操作していました。

2学期に新たな決意

 8月26日(月)2学期の始業式、転入生紹介、表彰式がありました。始業式では、夏休み中の先生方の挑戦結果やシャイニィメイツ、タグラグビーの挑戦に自然と大きな拍手がわきました。温かな気持ちでのスタートです。

 2学期に挑戦してほしいこととして、各学年の地域学習「花の虹タイム」の紹介がありました。新しい学習にわくわくドキドキです。

 「花の虹タイム」では、太陽の子のみんなと先生方、保護者、地域の人々みんなで楽しくわくわくする学校をつくっていきます。

 本校に2年生まで在籍していた小野寺萌恵さんがパリパラリンピックに出場します。小野寺萌恵さんの挑戦に全校で応援していくことを決めました。

 児童代表は、2学期に陸上記録会で日詰小を盛り上げていくことと、学習発表会で仲間と協力して最高のものをつくり上げること、後期の児童会長になることに挑戦したいと決意を発表しました。また、全校のみんなも新しいことに挑戦しようと呼びかけました。

 表彰式では、第62回岩手県吹奏楽コンクール銀賞:シャイニィメイツ、八幡平カップタグラグビー大会チャンピオンリーグ、優勝:日詰サンライズ、3位:日詰ファイターズ、フレンドリーグ優勝:日詰ダイナマイト、準優勝:日詰スターズの表彰がありました。

 各学級では、夏休み中の挑戦や楽しかったことの発表や自由研究・作品の紹介がありました。友だちの話に興味津々で質問や感想がたくさんだされました。

 友達の作品に集まり見ています。

5年2組では、ICTを活用し、作品・研究の発表の説明したい箇所を大画面に映し、説明したり、実演や細かなところを映したりして、みんなで確認することができました。ICT活用に関して、教職員から、友だちの作品や発表に対する伝えたいことをロイロノートを使い、もっと伝え合えればよかったという反省がだされました。ICT活用について教職員も研究中です。

  力作がたくさん集まり、夏休みの楽しい挑戦の様子がわかります。2学期は、一人一人が自分の目標をたて挑戦していきます。応援をよろしくお願いいたします。

不審者対応訓練

 7月19日(金) 不審者対応訓練を実施しました。不審者を校内に入れないため、子どもたちの命を守るための訓練です。

 「太陽の子集会を昇降口で行います」という放送により、不審者が入ったこと、不審者は、昇降口にいることを理解しました。そして、各学級、教室、窓、ドアなどに鍵をかけ、カーテンを閉め、電気を消し、人の気配を消しました。そして、静かに待機しました。

 不審者の様子を「110番映像通報システム」により通報します。とにかく、校舎内に不審者が入らないよう、動き回らないようそれぞれの職員が防御します。各学級や職員は、スマホを利用して、児童の所在などを連絡を取り合い、情報を共有します。

 初めて不審者対応訓練を体験した1年生は、「大きな声が聞こえて、どこからか入ってくるのではないかとドキドキした。先生に言われたように、しゃべらないで静かにした。」と感想を話しました。4年生は、「もし先生がいない時に不審者が来たらどうしよう。」「普段から、不審者に対応する生活をする必要がある。」「校庭で遊んでいる場合の不審者対応訓練も必要なのではないか。」などと考えました。6年生は、反省点を3つ挙げました。「①ドアのガラスの目隠しをするのに時間がかかったので、新聞紙とか大きい物を常に置いておき、パッと目隠しができるようにする。」「②教室のどこに隠れることが一番安全なのか話し合ったが分からなかった。」「③扇風機を止めることを忘れてしまったので、音や風の動きでここに人がいることに気付かれてしまうのではないか。」 発達段階に応じて、それぞれが、命を守る方法を真剣に考えました。

日詰小桜の写真コンクール結果

 4月に開催していた「ひづめ小さくらの写真コンクール」の結果を報告します。児童は、自分の端末で撮った桜の写真の中で一番いいと思った作品をロイロ・ノートで送り、コンクールを開催しました。審査員は、教職員と来校者です。得点数の多い作品が入賞となりました。

 最優秀グランプリ賞 4年生。桜と校舎と子どもたち。絶妙なバランスです。学校要覧に使わせていただきます。

 グランプリ賞 2年生。桜と校舎(自慢の中央階段)と太陽。美しく輝いています。

 校長賞 5年生。桜と校舎とプールとのバランスがよく、美しいです。

 副校長賞 6年生。着眼点が素晴らしく、一人一人を大切にする心そのものです。

 ICT担当賞 4年生。青空にこんもりとした桜が素敵です。

 これ以降は、日詰さくら大賞の7作品です。日詰さくら大賞 2年生。桜が美しい。

 日詰さくら大賞 2年生。国旗・町旗・校旗もなびいています。

 日詰さくら大賞 4年。青空をいれ、アングルを工夫しています。

 日詰さくら大賞 4年。 桜と青空と校舎が美しいです。

 日詰さくら大賞 5年。本校の自慢「夢と虹の歩道橋」を取り込んだ工夫作品。

 日詰さくら大賞 5年。桜がこんもりとたわわで美しいかぎりです。

 日詰さくら大賞 6年。桜と校旗と自分の教室と青空。思い出にしたい作品です。コンクールに作品を応募してくれたみなさん、審査をしてくださったみなさん、ご協力ありがとうございました。