6年生修学旅行

 6月20日(木)21日(金)は、6年生の修学旅行(松島・仙台)でした。修学旅行のスローガンは、「課題をもって見学し、さらに次のステージへ進もう!」です。実行委員会からは、「みんなの気持ちを考えて行動することが一番大事。気持ちの切り替えをしよう。」と提案されました。

 五大堂、話の聞き方マナーといて、距離をつめ、相手を見て、口を閉じ、しっかりと聞いていました。透かし橋や方位を示す干支の彫刻に興味津々でした。

 瑞巌寺では、伊達政宗の業績や人となりにふれ、見える景色にも昔をイメージし、タイムスリップ気分を味わいました。

 松島でお買い物タイム。家族や特設クラブなど、送り出してくれたみんなの顔を思い浮かべ、お土産を選んでいました。

 五大堂広場では、紫波町の魅力をチームにわかれてPRしました。QRコードの一覧表を見ると、各チームのプレゼンを見ることができます。大きな声でアピールしていました。

 東北歴史博物館では、東北の石器時代から昭和までの歴史を学びました。一番楽しかったところが「博物館」と答える児童も複数名おり、社会の学習とリンクし、興味深く学ぶことができました。

 東日本大震災時に被災した「震災遺構仙台市立荒浜小学校」で当時の様子や経験した人々の思い、これからの防災について学びました。卒業式用の紅白幕などで暖をとったという実物を見せていただきました。

 宿泊は、秋保グランドホテル。豪華な和洋室の部屋と豪華な夕食、温泉、そして、友だちとの語らいを楽しみました。

 2日目のスタートは、うみの杜水族館です。6月の金曜日ということもあり、1300人をこす混み具合でした。売店の人に圧倒されながらも、長い列に並び、目的の品物を購入しました。イルカショーでは、アシカ、イルカ、インコの技に大拍手をおくりました。

 青葉城広場で、紫波町のPR活動をしました。観光客に優しく語りかけ、聞いてくださる方に、自分のチームの紫波町の魅力を伝えることができました。興味をもってくださる方がとても多く、プレゼン資料をパワーポイントなどで子どもたちが作っていることに驚かれ、たくさんほめていただきました。「明日は、紫波町に行くわ」と話してくださる方もいらっしゃいました。

 素早い行動により、ベニーランド滞在時間が10分延長になりました。一人になっている人がいないように目配り心配りしながら、それぞれの好みのアトラクションを楽しんでいました。待ち合わせ時間にも遅刻せず、集合することができました。

 目的意識をもち、自分たちで考えて行動することができました。ちょっとのネガティブ発言や失敗をすぐにあらため、切り替え、ポジティブ発言にかえたり、行動を修正したりすることができました。それらは、失敗ではなく、成功の種になりました。上のステージに進むことができたのではないでしょうか。