日詰小学校 のすべての投稿

太陽の子ポスト ハロウィン

 太陽の子ポストに、「ハロウィンイベントをしたい。」「ハロウィンをみんなで楽しみたい。」という願いが入っていました。2年生が、親子行事として、11月1日(金)に校内ハロウィンパレードをすること、6年生が、日詰商店街の「ひづめハロウィンウォーク(11月2日開催)」をハロウィンジャックし、10月29日(火)に事前準備をすることを張り出しました。すると、

 その活動を応援しようと、それぞれが考えた活動が始まりました。6年生の有志は、「ひづめハロウィンウォーク」の参加者にハロウィン缶バッジをあげようと缶バッジづくりを始めました。

 3年生から5年生の有志は、学校をハロウィンで飾り付けようと様々なかわいい飾りを作り始めました。

 太陽の子ポストには、「自分もハロウィンのかざりを作りたい。」「ハロウィンのかざりつくりに参加していいですか?」という願いも集まるようになりました。みんなで2年生や6年生の活動を応援し、自分たちも楽しみましょう。

太陽の子ポスト 命の水

 本校では、熱中症対策として夏の間、ジャグに冷たい水を用意し、水筒の水がなくなった児童が補充していました。「命を守るための冷たい水」です。暑さもおさまり、9月で終了としたところ、太陽の子ポストに「命の水を10月まで延長してほしい。」という願いが複数入っていました。そこで、自分たちで衛生的に運営できるのであれば、10月まで延長することとしました。その結果、

 朝、登校するとすぐに2~3年生が、石鹸で手を肘まで洗い、冷たい水を作るようになりました。

 5・6年生が、下校時に片付けをしてくれるようになりました。しかし、5・6年生が片付けを忘れていると、3年生には、ジャグが重くて持てないので、5年生に片付けを依頼しに行き、みんなでにぎやかに「冷たい水づくり」をしています。

 太陽の子ポストの子どもたちの願いが実現しています。朝早く登校し、冷たい水を作っている子どもたち、ありがとうございます。そして、忘れずに片付けてくれている子どもたち、ありがとうございます。

花の虹タイム5年防災学習

 9月30日(月) 5年生が紫波総合高等学校2年生と一緒に防災について、体験的に学びました。紫波総合高等学校を会場に自衛隊の方々にも教えていただきました。

 3つのコースに分かれ、Aチームは電気やガスが使えない状態を想定し炊き出し体験をしました。Bチームは、孤立した最悪な状態を想定し、調理器具を使わず炊き出し体験をしました。Cチームは、避難所の備蓄用食品を試食し備蓄に最適な食品を考えました。

 1グループは、小学生と高校生合わせて4名で構成され、だれもがこの学習にかかわるように設定されました。4人グループで力を合わせます。Aチームは、アイラップを使う炊飯とキッチンシートを使う炊飯を体験しました。ご飯がたけるまでの間は、ドライフードの試食をし、高校生がリードし、感想を話し合い、会話も弾んでいます。

 Bチームは、屋外で、空き缶を二つ利用し、下の缶では火をおこし、上の缶では炊飯をしました。火をおこす難しさ、アルミ缶のもろさなどを感じながら、力を合わせて粘り強く取り組みました。高校生が小学生にやらせてくれて、たくさんほめてくれて、だんだん一体感がうまれました。

 Cチームは、様々な備蓄用食品を試食し、備蓄に向くもの向かないものなどを考えました。かんぱんは、固いためお年寄りなどには不向きであるとか、甘い物よりフリーズドライなどの方が空腹感がなくなるとか、分けやすい食べ物は何かとか、利点・欠点を考えました。

 火おこしにも挑戦。なかなか火がつきません。

授業終了時には、別れるのが惜しく、ずっと手を振りあっていました。高校生に優しく受け入れられ、じっくりと活動を見守り応援してもらい、一人一人の児童が尊重され大事にされた日でした。児童は、「紫波町っていいな。」「この町を一緒に守っていこう。」という気持ちがあらたになったことと思います。

花の虹タイム3年歴史探検隊

 9月26日(木) 3年生が花の虹タイム(地域学習)「日詰小の歴史探検隊ーひみつ大発見ー」の学習をしました。地域学習として、3年生は、日詰小学校の歴史、4年生は、紫波町名誉町民、5年生は、日詰の歴史、6年生は、紫波町の歴史を縦軸で学んでいきます。

 3年生は、9月17日(火)に日詰小学校卒業生19名のみなさんにインタビューをしました。その中でもっと深めたいな、もっと聞きたいなということは、電話、オンライン、来校などで追加インタビューしました。この日は、たくさんインタビューした中から、「昔のすごいな」ということではなく、「日詰小学校だけのすごいな」というものを整理しました。

 インタビューグループで話し合い、ロイロノートを利用し「日詰小だけの歴史」「日詰小ならではの自慢」「そのどちらでもない」ものに仕分けしました。

 この学習をしていくうちに、「日詰小学校っていい学校だな。自分の学校が好きだな。」という発言がありました。卒業生の話を聞き、学校への愛着が深まっています。

 昔の素敵な活動を知り、「自分たちも地域の方々と一緒に何かしてみたい。」という思いや「卒業生が大切にしてきた学校を自分も大切にしたい。」という決意がうまれ、自分事として考え始めました。

 各グループで、これぞと思う「日詰小だけの歴史」「日詰小ならでは自慢」を発表すると、聞いている児童は、「へえ」「うあ」「えーすごい」と感嘆しながらも、「今はできないよね。」「今は、中央階段の傘カビ生えているよね。」など、現在と比較するつぶやきが聞こえてきました。

 日詰小を自慢と思っている卒業生の思いをインタビューし、その思いにどういう願いが込められているかを考え、その思いを受け継ぐために、「自分たちに何ができるか」を考え始めました。3年生が、これからどんなプロジェクトを企画し、全校、家族、地域に発信していくのか楽しみです。

 もうひとつ素晴らしい話。6月に研究授業研究会をした4年生が、その時、授業を見てくださった田中先生が来校していることが分かり、校長室に訪ねてきました。「6月に授業を見ていただいた時には、紫波町名誉町民の功績がすごいと思っていましたが、その後、自分たちは、日野市の方々に紫波町名誉町民のことを伝え、喜んでいただき、もっと多くの人に知ってほしくなりました。そこで、紫波新聞にお願いし、紫波町名誉町民ここがすごいコーナーを連載することになりました。そして、私たちも功績だけではなく、それぞれの方の活躍が今にも続いているということを調べ、『未来へのバトン』と名付けました。新聞に掲載することで、私たちもバトンを渡していきたいと思います。」と、ノー原稿で田中先生にお伝えしました。自分発信で動くことができる児童が増えています。「アンテナ高く、自分に今何ができるかを考え、行動する」花丸です。

2年みんなでつかうまちしせつ

9月26日(木) 2年生が生活科の学習「みんなでつかうまちしせつ」の学習をしました。9月10日(火)に紫波中央駅から電車で盛岡駅に行き、アイーナの県立図書館で学習した時の学びを深めました。盛岡駅や県立図書館で見学した写真などをもとに、みんなで使う施設の工夫を考えました。

 前時までのところで、だれのための工夫か、グループでシートを作成しました。「おばあちゃん」をクリックすると、おばあちゃんのために工夫している写真がでてくるようになっています。

 グループのシートはグループ共有にしてあり、グループで分担し、「だれの」「なにが工夫か」を入力しました。

 書き込みの仕方は、それぞれの好きな方法で、コメントで貼り付ける子、写真に丸印をつける子、写真に文字を書き込む子などそれぞれです。

 入力の仕方もトグル入力、フリック入力、キーボード入力、ペンでの書き込みなど自由な方法で入力します。かな入力の子もローマ字入力の子もいます。

 自分の見つけた工夫をグループ内で共有し、次はワールドカフェのように全体で発表し聞き合います。

 同じ場所を秘密と選んでも、対象や理由が違い、様々な視点でとらえる楽しさ、広がりがありました。

 みんながみつけた秘密を交流する中で、いろんなみんなが使いやすい工夫があることに気づきました。そして、その工夫は、「思いやり」であるという気付きに深まりました。今度は、紫波町図書館に見学に行きます。今回の学習を生かし、紫波町図書館の秘密を探したり、司書さんにたくさん質問ができるといいですね。

LDX 教育実習生の挑戦

 9月25日(水) 4年生に配属になっている教育実習生が研究授業に挑戦しました。国語の「漢字を正しく使おう」単元です。子ども主体の授業、子どもの思いや考えを引き出す授業について考え、子どもが主役となる授業を展開しました。子どもたちは生き生きと授業を楽しみ、大きな学びを得ました。

 ICTを活用し、いろんな意味をもつ「はかる」を 意味によって文に振り分けました。

 意味の違いは、子どもからのアイディアにより国語辞典を使って調べます。一人で取り組む子、友だちと一緒に考える子、答えを確認し合う子など、スタイルは様々です。様々な学び、子どもの在り方を受け入れ、子どもたちは伸び伸びと取り組んでいます。

 練習問題は、教科書をスクリーンに拡大し、書き込み、答え合わせをします。

 クラゲチャートで、「かいじょう」の意味の違う漢字を探します。

 振り返りは、一人一人がロイロノートに記入し、提出しました。同じ読み仮名でも意味の違いにより漢字を使い分けることを学んだと書いている子が多かったです。教育実習生と子どもたちの一体感、共に学ぶ姿勢を感じる授業でした。

紫波郡陸上記録会

 9月19日(木)、紫波郡小学校陸上記録会が、花巻市日居城野陸上競技場で開催されました。開催1時間前から応援を始めた応援団。この日に向けて、応援をバージョンアップしたようです。選手一人一人に応援を届けようと目標を立てました。

 選手は、みんな自分のベストを尽くすことができ、やりきった満足感でよい笑顔でした。選手も応援団も係担当も、自分で考えて、テキパキと動き、行動が迅速でした。テントの設置、撤去まで、子どもたちがみんなで手伝いました。

 6年生が5年生にアドバイスすることも多く、6年生と5年生の関係も深まりました。走り高跳び競技では、お互いの健闘を称え、拍手をおくる様子がありました。

 5年生は、次年度に向けての目標ができました。応援にかけつけてくださった保護者のみなさま、ありがとうございます。

花の虹タイム 3年歴史探検隊

 花の虹タイム(地域学習)において、3年生が学校の歴史について探究しています。9月17日(火)は、本校卒業生19名に3年生が小学生時代のことをインタビューしました。

 3年生は、インタビューの様子をメモ書きしていますが、後から見返すことができるよう動画に録画しています。卒業生も昔の資料をタブレットにまとめ、視覚的に情報を提供してくれました。

 卒業生の昔のアルバムや写真に、子どもたちは、興味津々です。

 遊びの様子を図解説明してくれ、陣取りゲームの面白さを知りました。

 卒業生とふれあうこと自体が、子どもたちにとっては、ゆったりとした癒しの良い時間でした。一人一人が尊重され、楽しい温かな時間です。

 卒業生の日詰小の自慢は、子どもたちがみんな仲がよく、ケンカする子がいなかったことだと聞いた3年生は、「私たちの日詰小の自慢はあいさつです。」と堂々とこたえていました。

 3年生の感想は、「昔は、林間学校の他にもみんなで学校に泊まり楽しかったそうだ。私たちもそういう行事をやってみたいと思う。」「今日は、ドキドキしながらインタビューしたので、もう一回、インタビューをしたい。そしたら、もっと深く質問できるような気がする。」など、次へとつながるものでした。これから、学校の歴史をまとめ、他者に日詰小の魅力を発信していきます。

 インタビューに答えてくださった卒業生のみなさんには、3年生が「太陽の子」をイメージして作った缶バッジをプレゼントしました。卒業生のみなさん、ありがとうございます。また、インタビューしたいと3年生が企画した時には、よろしくお願いいたします。

陸上記録会壮行会

 9月17日(火)は、19日の陸上記録会に向けて壮行会が開かれました。5・6年生が選手、応援団、係で出場するため、主催は、4年生です。

 

 4年生代表からは、暑い中、真剣に練習してきたことを思い出し、全力で挑んでほしいと激励とエールがありました。選手代表は、熱中症対策で短い時間しか練習できなかったが、頑張ってくると決意表明がありました。自分の力を発揮するには、自信と勇気とリラックスです。大きな声の挨拶や返事、笑顔で心をリラックスし、自分をコントロールしていきましょう。応援団は、勇気をとどける応援をお願いします。

PFUブルーキャッツとの交流

 バレーボールでつながる町づくり紫波町として、PFUブルーキャッツ(石川県)と今年度も交流しました。今年度、交流したのは3年生です。

 まずは、バレーボール教室。選手一人に6~7人のグループを作り、丁寧に、レシーブやトスの仕方を教えてもらいました。

 次は、選手に様々質問し、交流しました。楽しいおしゃべりタイムです。

 実は、テレビ局が2局取材に来ました。太陽の子ポスト(校長へのお願い)に3年生2名から、「テレビの取材に来てほしい。」という願いが入っていました。2人の願いは、かないました。生き生きと真剣なところを取材してもらいました。

 ブルーキャッツの地元、石川県の名産「とり野菜みそ」を使った肉じゃがを一緒に食べました。選手と一緒だともりもりと食べることができました。「とり野菜みそ」美味しいです。

 そして、昨年度からの継続取組です。能登半島地震で被害を受けた学校支援のためにベルマークを集めているブルーキャッツ(石川県)に協力し、日詰小学校でもベルマークを集めてきました。これまでに集まったベルマークをボランティア委員会の代表が選手に渡しました。ブルーキャッツとの交流から、自主的な支援活動につながっています。