「花の虹タイム」カテゴリーアーカイブ

花の虹タイム オガール体験

 10月8日(火) 6年生が、花の虹タイム(地域学習)の卒業研究の一環として、オガールプロジェクトについて学びました。

 まずはじめに、公民連携による町づくりオガールプロジェクトを立ち上げた岡崎氏の話をお聞きしました。岡崎氏のこれまでの経験や実績、物の考え方や捉え方にふれた子どもたちは、大きな衝撃を受けたようです。その日の子どもたちの振り返りの中には、「衝撃」「考えたこともなかった視点」「独創的」「挑戦」「かっこいい」「かぎりある命の時間」「自分の考えで生きる」「感謝」「まわりに合わせなくていい」などのキーワードがたくさんあり、価値観の広がりが見られました。

 次は、熊谷町長の話をお聞きしました。どんなお仕事も大切な仕事であること、人とは違うやり方してみること、自然や資源を守っていくこと、よいデザインは100年続くことなど、自分たちに期待することをお聞きしながら、紫波町のよさをかみしめました。

 その後、オガールプロジェクトに賛同して集まってきた方々、11の施設や店舗に分かれ、その方々の職業観や人生観、未来への展望について学びました。振り返りから、「オガールでは、『普通』に縛られずにとことん工夫して、考えて、一生懸命に取る組む情熱をもった人たちが集まっている。来た人を大事にし、楽しんでもらいたいと思っているから、人が集まる。大きな情熱が小さな思いやりにつながり、みんなを呼び寄せる。それが、「心地よい」になっているのだと思った。」

花の虹タイム 日詰まつり

 10月4日(金) 4年生が花の虹タイム(地域学習)として、大野氏をお招きし、日詰まつりについて学びました。その日、校長は出張で留守にしていたため、翌登校日に4年生の児童3名が校長室を訪れ、授業で学んだことを自主的に教えてくれました。自分のタブレットで撮った大野氏が音頭上げをしている動画も見せてくれました。

 3名のことばを紹介します。「大野さんは、作った山車を見せたくて祭りをしているのではない。とお話されました。日詰まつりは、子どもたちを楽しませたい思いと子どもたちに日詰を好きになってほしいという思いで、大人が力を合わせているそうです。その理由に、びっくりしました。」「日詰まつりは子どもたちのためのまつりと聞いて、そんなことを考えたこともなかったと思いました。」「私も大学生とかになり他所に行っても、日詰まつりの時は帰ってきて、子どもたちのためにまつりをしたいと思いました。」自分たちが地域の方々に大切にされていることを知り、幸福感でいっぱいで、伝えたい思いが広がりました。

花の虹タイム5年防災学習

 9月30日(月) 5年生が紫波総合高等学校2年生と一緒に防災について、体験的に学びました。紫波総合高等学校を会場に自衛隊の方々にも教えていただきました。

 3つのコースに分かれ、Aチームは電気やガスが使えない状態を想定し炊き出し体験をしました。Bチームは、孤立した最悪な状態を想定し、調理器具を使わず炊き出し体験をしました。Cチームは、避難所の備蓄用食品を試食し備蓄に最適な食品を考えました。

 1グループは、小学生と高校生合わせて4名で構成され、だれもがこの学習にかかわるように設定されました。4人グループで力を合わせます。Aチームは、アイラップを使う炊飯とキッチンシートを使う炊飯を体験しました。ご飯がたけるまでの間は、ドライフードの試食をし、高校生がリードし、感想を話し合い、会話も弾んでいます。

 Bチームは、屋外で、空き缶を二つ利用し、下の缶では火をおこし、上の缶では炊飯をしました。火をおこす難しさ、アルミ缶のもろさなどを感じながら、力を合わせて粘り強く取り組みました。高校生が小学生にやらせてくれて、たくさんほめてくれて、だんだん一体感がうまれました。

 Cチームは、様々な備蓄用食品を試食し、備蓄に向くもの向かないものなどを考えました。かんぱんは、固いためお年寄りなどには不向きであるとか、甘い物よりフリーズドライなどの方が空腹感がなくなるとか、分けやすい食べ物は何かとか、利点・欠点を考えました。

 火おこしにも挑戦。なかなか火がつきません。

授業終了時には、別れるのが惜しく、ずっと手を振りあっていました。高校生に優しく受け入れられ、じっくりと活動を見守り応援してもらい、一人一人の児童が尊重され大事にされた日でした。児童は、「紫波町っていいな。」「この町を一緒に守っていこう。」という気持ちがあらたになったことと思います。

花の虹タイム3年歴史探検隊

 9月26日(木) 3年生が花の虹タイム(地域学習)「日詰小の歴史探検隊ーひみつ大発見ー」の学習をしました。地域学習として、3年生は、日詰小学校の歴史、4年生は、紫波町名誉町民、5年生は、日詰の歴史、6年生は、紫波町の歴史を縦軸で学んでいきます。

 3年生は、9月17日(火)に日詰小学校卒業生19名のみなさんにインタビューをしました。その中でもっと深めたいな、もっと聞きたいなということは、電話、オンライン、来校などで追加インタビューしました。この日は、たくさんインタビューした中から、「昔のすごいな」ということではなく、「日詰小学校だけのすごいな」というものを整理しました。

 インタビューグループで話し合い、ロイロノートを利用し「日詰小だけの歴史」「日詰小ならではの自慢」「そのどちらでもない」ものに仕分けしました。

 この学習をしていくうちに、「日詰小学校っていい学校だな。自分の学校が好きだな。」という発言がありました。卒業生の話を聞き、学校への愛着が深まっています。

 昔の素敵な活動を知り、「自分たちも地域の方々と一緒に何かしてみたい。」という思いや「卒業生が大切にしてきた学校を自分も大切にしたい。」という決意がうまれ、自分事として考え始めました。

 各グループで、これぞと思う「日詰小だけの歴史」「日詰小ならでは自慢」を発表すると、聞いている児童は、「へえ」「うあ」「えーすごい」と感嘆しながらも、「今はできないよね。」「今は、中央階段の傘カビ生えているよね。」など、現在と比較するつぶやきが聞こえてきました。

 日詰小を自慢と思っている卒業生の思いをインタビューし、その思いにどういう願いが込められているかを考え、その思いを受け継ぐために、「自分たちに何ができるか」を考え始めました。3年生が、これからどんなプロジェクトを企画し、全校、家族、地域に発信していくのか楽しみです。

 もうひとつ素晴らしい話。6月に研究授業研究会をした4年生が、その時、授業を見てくださった田中先生が来校していることが分かり、校長室に訪ねてきました。「6月に授業を見ていただいた時には、紫波町名誉町民の功績がすごいと思っていましたが、その後、自分たちは、日野市の方々に紫波町名誉町民のことを伝え、喜んでいただき、もっと多くの人に知ってほしくなりました。そこで、紫波新聞にお願いし、紫波町名誉町民ここがすごいコーナーを連載することになりました。そして、私たちも功績だけではなく、それぞれの方の活躍が今にも続いているということを調べ、『未来へのバトン』と名付けました。新聞に掲載することで、私たちもバトンを渡していきたいと思います。」と、ノー原稿で田中先生にお伝えしました。自分発信で動くことができる児童が増えています。「アンテナ高く、自分に今何ができるかを考え、行動する」花丸です。

花の虹タイム 3年歴史探検隊

 花の虹タイム(地域学習)において、3年生が学校の歴史について探究しています。9月17日(火)は、本校卒業生19名に3年生が小学生時代のことをインタビューしました。

 3年生は、インタビューの様子をメモ書きしていますが、後から見返すことができるよう動画に録画しています。卒業生も昔の資料をタブレットにまとめ、視覚的に情報を提供してくれました。

 卒業生の昔のアルバムや写真に、子どもたちは、興味津々です。

 遊びの様子を図解説明してくれ、陣取りゲームの面白さを知りました。

 卒業生とふれあうこと自体が、子どもたちにとっては、ゆったりとした癒しの良い時間でした。一人一人が尊重され、楽しい温かな時間です。

 卒業生の日詰小の自慢は、子どもたちがみんな仲がよく、ケンカする子がいなかったことだと聞いた3年生は、「私たちの日詰小の自慢はあいさつです。」と堂々とこたえていました。

 3年生の感想は、「昔は、林間学校の他にもみんなで学校に泊まり楽しかったそうだ。私たちもそういう行事をやってみたいと思う。」「今日は、ドキドキしながらインタビューしたので、もう一回、インタビューをしたい。そしたら、もっと深く質問できるような気がする。」など、次へとつながるものでした。これから、学校の歴史をまとめ、他者に日詰小の魅力を発信していきます。

 インタビューに答えてくださった卒業生のみなさんには、3年生が「太陽の子」をイメージして作った缶バッジをプレゼントしました。卒業生のみなさん、ありがとうございます。また、インタビューしたいと3年生が企画した時には、よろしくお願いいたします。

花の虹タイム 3年フルーツパーク

 花の虹タイム(地域学習)、3年生のテーマは、「紫波を食べよう」「食」「SDGs2飢餓をゼロに」です。9月11日(水)、紫波フルーツパークに見学に行きました。

 ワイン工場では、ワインができるまでの工程や大型機械について学びました。紫波町産ぶどう100%にこだわったワインです。

 ぶどう畑は、日陰になっていて、涼しいところで、お話を聞きました。様々な種類のぶとうがたわわに実っていてよい香りです。質問も次々続きます。スマート農業の様子もお聞きしました。紫波町は、さまざまな果物が豊富でどれも美味しいです。

花の虹タイム 5年防災学習

 9月9日(月)、役場の防災士 石川さんから防災についてのレクチャーを受けました。以前、石川さんが海上自衛隊に所属していた時の被災地支援の様子や、紫波町の大洪水の時の学区の写真、東日本大震災時の紫波町ユニバースやマックスバリューの食糧を求める人の写真などを見ました。自分の身近な場所での大変な出来事に子どもたちは、悲鳴に近い声をあげ、災害について自分事として捉えました。

 防災食の五目ごはん、チキンライス、パンを見て、「災害の時だけでなく、事前に食べてみようとおうちの人にお願いする。」など、早速、今、自分がどのように動くか決めていました。

 5年生は、これから防災:SDGs「気候変動に具体的対策を」の学習を進めていきます。今年度は、紫波総合高等学校とコラボして、火起こし体験、炊き出し体験をする予定です。その後、5年生が主体となり、保護者や地域の方と一緒に炊き出し体験をします。ここで、学んだことを地域の方々に発信できたら素敵です。5年生の挑戦が始まります。

日詰まつり

 9月6・7・8日は、日詰まつりでした。本校の児童もたくさん参加しました。地域の行事に参加し、地域の方々の思いを肌で感じ、凛とした姿や温かさにふれるこの機会は何事にも代え難い素晴らしい経験です。2週間前からの夜遅くまでの練習、3日間の祭りへの参加、暑い中、大変だったと思います。よくやり通しました。支えてくださった地域の皆様、保護者の皆様、ありがとうございます。

 日詰まつりには、日詰小教職員も参加させていただきました。子どもたちと一緒に地域の行事に参加し、祭りの荘厳さと高揚感を共に味わうことができました。お祭りの関係者のみなさま、ありがとうございます。

日詰小桜の写真コンクール結果

 4月に開催していた「ひづめ小さくらの写真コンクール」の結果を報告します。児童は、自分の端末で撮った桜の写真の中で一番いいと思った作品をロイロ・ノートで送り、コンクールを開催しました。審査員は、教職員と来校者です。得点数の多い作品が入賞となりました。

 最優秀グランプリ賞 4年生。桜と校舎と子どもたち。絶妙なバランスです。学校要覧に使わせていただきます。

 グランプリ賞 2年生。桜と校舎(自慢の中央階段)と太陽。美しく輝いています。

 校長賞 5年生。桜と校舎とプールとのバランスがよく、美しいです。

 副校長賞 6年生。着眼点が素晴らしく、一人一人を大切にする心そのものです。

 ICT担当賞 4年生。青空にこんもりとした桜が素敵です。

 これ以降は、日詰さくら大賞の7作品です。日詰さくら大賞 2年生。桜が美しい。

 日詰さくら大賞 2年生。国旗・町旗・校旗もなびいています。

 日詰さくら大賞 4年。青空をいれ、アングルを工夫しています。

 日詰さくら大賞 4年。 桜と青空と校舎が美しいです。

 日詰さくら大賞 5年。本校の自慢「夢と虹の歩道橋」を取り込んだ工夫作品。

 日詰さくら大賞 5年。桜がこんもりとたわわで美しいかぎりです。

 日詰さくら大賞 6年。桜と校旗と自分の教室と青空。思い出にしたい作品です。コンクールに作品を応募してくれたみなさん、審査をしてくださったみなさん、ご協力ありがとうございました。