幼保こ小交流会

 11月21日(木) こども園や保育園の先生方との交流会がありました。先生方には、1年生の花の虹タイム「もうすぐ2年生」という単元を参観いただきました。新1年生を招待する企画にあたって、新1年生の立場になり、相手意識をもち、話し合うところがポイントです。

 新1年生が知りたいことや遊びたいことの情報をもとに、楽しい交流ができるように活動メニューについて考えました。ピラミッドのシンキングツールを使い、一番よいと思う交流メニューを一番上に配置しました。なぜ、1番にしたか、理由もつけて説明しました。

 ちょっと前までは、幼児だったのに、タブレットを使いこなし、新しい考えはメモの色を変えていたり、文字入力をしたりする様子に先生方は驚いていました。新1年生のことを考えた楽しい交流は、12月17日に実施されます。

6年日詰商店街体験

 11月20日(水) 6年生が花の虹タイム「卒業研究」の一環として、日詰商店街で体験学習をしました。この活動を通して、日詰の未来や自分の未来を考えること、日詰っていいな、自分ってなかなかいいなと、地域や自分に愛着や誇りをもつことが目的です。

 藤屋食堂さんでは、鰹節を削ること、そばの盛り付けなど、地産地消かつ丁寧な仕事を通して、美味しさを届けるこだわりを教えていただきました。そして、お客さんの笑顔を見ることが目的で調理は手段であることを学びました。

 平井邸さんでは、百年の時を越えてまた酒造りができている喜びと応援してくれる方々への感謝の思いをお聞きしました。そして、平井さんの1日の仕事の中で、酒造りはほんの5分程度で、その他の時間は、梱包の作業、スタンプ付、平井邸の維持、畑の仕事など地道な仕事が多いことを教えてもらいました。紫波町には、紫波町の人が気付いていない良さがたくさんあると熱い情熱をもらいました。

 タゴマルさんでは、店の名前が「糸がからまる方言=たごまる」から、人も絡まって、みんな仲良くなってほしいという願いがあることが分かりました。子どもたちが気軽に店に寄り、店や店員さんが子どもたちの安全基地となり、子どもたちを守りたいという熱い思いをお聞きしました。そして、本業は左官屋さんで、その仕事の良さを知ってほしいという思いがありました。

 天狗寿司さんでは、お客さんに喜んでもらうために様々な食材やお酒を揃えていること、死ぬまでこの仕事を続けたいという情熱と誇りを教えてもらいました。また、様々なイベントを企画し、町の人と一緒に自分も楽しんでいるという素敵な思いを学びました。

 体験直後の子どもたちの振り返りノートです。ご覧ください。(体験直後の振り返りメモですので、誤字脱字はお許しください。)

 体験学習の様子は岩手日報さんでも取り上げていただきました。岩手日報2024年11月21日付岩手日報社の許諾を得て転載しています。

 畠山写真館さんでは、結婚式とか七五三とか、一生に一度しかない大切な瞬間を預かっている責任の重さとそこに携わることができる喜びのお話を聞きました。もし、紫波町の出身でなくても、紫波町は住みたいと思う町であること、その理由は、人々が親切で親身に話を聞いてくれること、夢や未来への挑戦を応援してくれる町や人々であることなど、紫波町や日詰のよさを教えてもらいました。

6年県立大生と学ぶ

 11月14日(木) 6年生が花の虹タイム「卒業研究」の一環として、日詰商店街で体験活動をするための事前学習をしました。講師は、県立大学三好ゼミの5名です。

 県立大学三好ゼミは、これまで日詰商店街のマップを作成したり、日詰商店街のアピールをしたりしてきました。県立大生は、この日詰小6年の体験学習のために、日詰商店街の店舗をまわり、店主に依頼し、11店舗の許可を得ました。そして、体験学習の趣旨を説明し、5感をとおして学ぶことができるように、どのような体験ができるか店主と相談してきました。この活動のためにリサーチやミーティングを重ねてきました。

 県立大生の店の紹介では、店の品物や様子だけではなく、店主の魅力や思いに着目し、プレゼンしました。また、それぞれの店でのミッションを3~4個用意し、店主の人生観や職業観に深く迫ることができるように仕掛けました。

 県立大生からの店の紹介後、自分の行きたい店の希望をロイロ・ノートを使い、アンケート調査しました。その人数を見ながら、県立大生が希望者の少ない店舗の魅力を伝えると、子どもたちが動き、あっという間にちょうどいいバランスになりました。

 早速、体験する店舗ごとに分かれ、自己紹介やアイスブレイクをしました。

 体験店舗ごとに、リーダー、あいさつ係、インタビュー係、撮影係、記録係など役割を決めました。

 店主へのインタビュー内容を考えました。店主の仕事への思いを引き出すようなインタビュー、店主の日詰商店街や紫波町への思いを引き出す質問、夢や希望を聞くためにはと、インタビューの仕方や内容を考えました。

 県立大生のファシリテートのもと、話し合いが深まりました。日詰商店街での体験学習が楽しみです。県立大生のみなさん、緻密なリサーチ、素晴らしいプレゼン、温かなファシリテートをありがとうございます。子どもたちは、県立大生に憧れをもったようです。

自分から動く

 11月2日(土)に日詰商店街でハロウィンウォーク2024が開催され、6年生がハロウィンジャックと名付け、事前のイベントの準備や飾り付け、当日のスタッフとしての運営をしました。11月9日(土)の日詰商店街朝市まで飾りは残していましたが、その後の片付けが気になっていました。そうしたところ、6年生の有志3名が放課後、10店舗の飾りや路上の飾りを撤去してくれました。素晴らしい行動力です。ありがとうございます。

6年日詰商店街を学ぶ

 11月13日(水)、6年生が花の虹タイム「卒業研究」の一環として、日詰商店街について学びました。講師は、日詰商店街の鷹觜氏です。

 日詰商店街のこれまでの挑戦や強みと弱み、これからの展望についてお話をいただきました。児童からの「これまで失敗はなかったのか」という質問に、「失敗は挑戦している証拠、失敗は悪いことではなく次につながる」などのお話をいただき、「失敗」についての価値観が広がりました。

小中連携 なかよし交流会

 11月11日(月) 紫波一中学区の小・中学校の支援学級の児童生徒が日詰小学校に集まり、なかよし交流会を実施しました。中学生の進行のもと、楽しく笑顔あふれる時間となりました。

 各校の紹介、準備体操の後、デカパンレース、ピンポン玉レース、パン食い競争が行われました。どの競技も勝敗はなく、お互いの健闘をたたえ合いました。

 最後は、日詰小学校の子どもたちの「来てくれてありがとうメッセージ」が入ったお菓子が配られました。日詰小学校に来てくれてありがとう。一緒に楽しい時間を過ごしてくれてありがとう。一緒に笑ってくれてありがとう。

 最後は、中学生がしめてくれました。また、来年会いましょう。

かじ町さんさに挑戦!

 11月9日(土) 日詰商店街のくらみち感謝祭のかじ町さんさに4年生7名が参加しました。11月7日(木)の学校での体験を通し、かじ町さんさに興味をもった子が次の日の練習にも参加し、この日を迎えました。あっという間に上手に踊れるようになり、びっくりです。日詰の伝統芸能について学びました。

具体的な防災対策を

 11月9日(土)、5年生は、日詰商店街のくらみち感謝祭にて、炊き出し体験と防災のアピールをしました。5年生は、これまで、紫波総合高等学校と炊き出し体験をコラボしたり、保護者や地域の方と炊き出し体験をしたりしてきました。その成果を生かし、この日、日詰商店街で防災についてアピールしました。休日にもかかわらず、24名の5年生が集まり、積極的に行動しました。

 食の匠の細川さんの指導のもと、ひっつみの炊き出しに挑戦しました。

 ひっつみを薄く伸ばし、鍋に入れ、浮いてきたら食べごろです。郷土料理について学びました。

 なんと、道路に並び、道行く人にお振舞しました。

 道路の反対側の方にもお振舞しました。自分で考え、積極的に行動しました。その他に、手作り防災グッズ(段ボール椅子、新聞紙スリッパ、新聞紙枕など)の展示、防災クイズの出題などを行いました。

小中連携 シャイニィ・メイツ

 11月9日(土) シャイニィ・メイツが日詰商店街で演奏をしました。昭和の名曲を多く演奏し、来客からの手拍子で盛り上がりました。地域の方に喜んでいただき、シャイニィ・メイツの目標達成です。中学生OBも多く駆け付け、一緒に演奏したり、応援したりしてくれました。中学生の音は、迫力があり、音もまるく響き、子どもたちの憧れです。

 シャイニィ・メイツの看板のデザインは、6年生4名が考えました。この日がお披露目です。いかがでしょう?

 おうちの方には、楽器運搬、準備、片付け、引率、ダンス、応援など、大変お世話になりました。子どもたちも安心して演奏ができました。

 地域の方、保護者の方、応援ありがとうございます。