11月20日(水) 6年生が花の虹タイム「卒業研究」の一環として、日詰商店街で体験学習をしました。この活動を通して、日詰の未来や自分の未来を考えること、日詰っていいな、自分ってなかなかいいなと、地域や自分に愛着や誇りをもつことが目的です。
藤屋食堂さんでは、鰹節を削ること、そばの盛り付けなど、地産地消かつ丁寧な仕事を通して、美味しさを届けるこだわりを教えていただきました。そして、お客さんの笑顔を見ることが目的で調理は手段であることを学びました。
平井邸さんでは、百年の時を越えてまた酒造りができている喜びと応援してくれる方々への感謝の思いをお聞きしました。そして、平井さんの1日の仕事の中で、酒造りはほんの5分程度で、その他の時間は、梱包の作業、スタンプ付、平井邸の維持、畑の仕事など地道な仕事が多いことを教えてもらいました。紫波町には、紫波町の人が気付いていない良さがたくさんあると熱い情熱をもらいました。
タゴマルさんでは、店の名前が「糸がからまる方言=たごまる」から、人も絡まって、みんな仲良くなってほしいという願いがあることが分かりました。子どもたちが気軽に店に寄り、店や店員さんが子どもたちの安全基地となり、子どもたちを守りたいという熱い思いをお聞きしました。そして、本業は左官屋さんで、その仕事の良さを知ってほしいという思いがありました。
天狗寿司さんでは、お客さんに喜んでもらうために様々な食材やお酒を揃えていること、死ぬまでこの仕事を続けたいという情熱と誇りを教えてもらいました。また、様々なイベントを企画し、町の人と一緒に自分も楽しんでいるという素敵な思いを学びました。
体験直後の子どもたちの振り返りノートです。ご覧ください。(体験直後の振り返りメモですので、誤字脱字はお許しください。)
体験学習の様子は岩手日報さんでも取り上げていただきました。岩手日報2024年11月21日付岩手日報社の許諾を得て転載しています。
畠山写真館さんでは、結婚式とか七五三とか、一生に一度しかない大切な瞬間を預かっている責任の重さとそこに携わることができる喜びのお話を聞きました。もし、紫波町の出身でなくても、紫波町は住みたいと思う町であること、その理由は、人々が親切で親身に話を聞いてくれること、夢や未来への挑戦を応援してくれる町や人々であることなど、紫波町や日詰のよさを教えてもらいました。